2012年12月28日
今年最後の裁判
前日もアルコールを過剰に補給することを強いられた夜でした。
過剰なアルコールは疲れた体を深い睡眠へと導くのに十分で,ガソリンを補給したかのように元気を取り戻した今日,民事1件,刑事1件裁判があり,今年の裁判が終了しました。
最後の事件は窃盗罪の認め事件です。
認め事件というのは,起訴された事実は認めている事件のことです。
よく,「なぜ悪いことをしたと分かっている人の弁護をするのですか。」と聞かれますが,同じ悪いことをした人でもそれぞれ情状が違うからです。例えば,生い立ちが違ったり,動機が違ったり,事件後に反省をしていたりしていなかったり。
弁護士が関わるのはたいていたった2ヶ月ほどに過ぎないのですが,少しでも再犯に至る可能性が減るように頑張らなければいけないと思います。時にはむなしく感じてしまうこともありますが,それでも諦めないでいたい。
それは,自分の職業の問題ではなくて,社会がそうあってほしいと思ってしまうのです。教育でも政治でも経済でも司法でも,人を見捨てないと思える社会が世界一住みやすい街の条件に思えます。
すいません。忘年会続きで飲んでばかりなのに偉そうなこと書きました。
過剰なアルコールは疲れた体を深い睡眠へと導くのに十分で,ガソリンを補給したかのように元気を取り戻した今日,民事1件,刑事1件裁判があり,今年の裁判が終了しました。
最後の事件は窃盗罪の認め事件です。
認め事件というのは,起訴された事実は認めている事件のことです。
よく,「なぜ悪いことをしたと分かっている人の弁護をするのですか。」と聞かれますが,同じ悪いことをした人でもそれぞれ情状が違うからです。例えば,生い立ちが違ったり,動機が違ったり,事件後に反省をしていたりしていなかったり。
弁護士が関わるのはたいていたった2ヶ月ほどに過ぎないのですが,少しでも再犯に至る可能性が減るように頑張らなければいけないと思います。時にはむなしく感じてしまうこともありますが,それでも諦めないでいたい。
それは,自分の職業の問題ではなくて,社会がそうあってほしいと思ってしまうのです。教育でも政治でも経済でも司法でも,人を見捨てないと思える社会が世界一住みやすい街の条件に思えます。
すいません。忘年会続きで飲んでばかりなのに偉そうなこと書きました。
Posted by 弁護士 堀越智也 at 03:34│Comments(0)│刑事事件
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