2010年12月20日
赤川次郎
バブルのころに流行った赤川次郎。特に教訓もなく、主義主張もなく、勉強にもならないので、あまりたくさん読んでいると親に怒られた(というか、うちの場合からかわれた)。いちいち親に怒られない年齢になっても、読んでいても何も残らないと自分で思っていた。
しかし、何年か前に気付いたけど、赤川次郎は文章が抜群にうまいのですね。話の流れもテンポもよくスムーズ。その上で意外な展開が待っているから、読み出すと止まらなくなる。これが人気の秘訣だったのですかね。それだけではないでしょうけど。トレンディドラマが好きだった層が、赤川次郎も読んでいたのではないでしょうか。
ともかく、引け目を感じながら、つい100冊以上読んでしまった赤川次郎も、文章を書く仕事をするようになった今、どこかで役に立っていると信じたい。
しかし、何年か前に気付いたけど、赤川次郎は文章が抜群にうまいのですね。話の流れもテンポもよくスムーズ。その上で意外な展開が待っているから、読み出すと止まらなくなる。これが人気の秘訣だったのですかね。それだけではないでしょうけど。トレンディドラマが好きだった層が、赤川次郎も読んでいたのではないでしょうか。
ともかく、引け目を感じながら、つい100冊以上読んでしまった赤川次郎も、文章を書く仕事をするようになった今、どこかで役に立っていると信じたい。
Posted by 弁護士 堀越智也 at 23:51│Comments(2)│小説
この記事へのコメント
はじめまして。
バブル前から読んでます。(吸血鬼シリーズとか)
最近はあまり読んでいませんが。
文章は読みやすく、それでいて、情景や心情がとても伝わってくると思います。
マンガと比べるのも変ですが、あだち充の作品に近いのかも。絵だけで伝わってきます。
バブル前から読んでます。(吸血鬼シリーズとか)
最近はあまり読んでいませんが。
文章は読みやすく、それでいて、情景や心情がとても伝わってくると思います。
マンガと比べるのも変ですが、あだち充の作品に近いのかも。絵だけで伝わってきます。
Posted by たっちゃん at 2010年12月21日 07:06
>たっちゃんさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
バブルのころ流行ったと書きましたが、正確にはバブルのちょっと前でしたよね。
ぼくも初めて読んだのは吸血鬼シリーズの「吸血鬼はおとしごろ」でした。この題名のセンスもいいですよね。おっしゃるとおり情景や心情がとても伝わってくるので、今でも景色が頭に残っています。
あだち充世代ですね。分かる気がします。
はじめまして。コメントありがとうございます。
バブルのころ流行ったと書きましたが、正確にはバブルのちょっと前でしたよね。
ぼくも初めて読んだのは吸血鬼シリーズの「吸血鬼はおとしごろ」でした。この題名のセンスもいいですよね。おっしゃるとおり情景や心情がとても伝わってくるので、今でも景色が頭に残っています。
あだち充世代ですね。分かる気がします。
Posted by 弁護士 堀越智也
at 2010年12月21日 23:50

コメントフォーム